高野豆腐と根菜の煮物 レシピ
具材に動物性食材を使わない煮物をご紹介します。
お肉は美味しいですし、栄養価は高いのですが、消化に負担がかかるものなので、毎日食べることはあまりオススメできません。
もちろん、魚料理をいただくのも良い考えですが、植物性の食材だけでも美味しくいただける料理は意外とあるものです。
特に今回は高野豆腐、枝豆を使っていますので、タンパク質もしっかりと摂れます。
また、今回は油を使わない料理です。
煮物はしっかりと火を通す料理なので、消化にも良いですし、消化器官が疲労気味の時にもオススメできる一品です。
《材料 作りやすい分量》
人参 中サイズ2本、たけのこ(下茹でしたもの) 1/2本、蓮根 中サイズ1節、ごぼう 1/2本、里芋 5個、椎茸(生) 6枚、枝豆(茹でてあるもの) お好みで、高野豆腐 お好みで、醤油 50cc、みりん 50cc、鰹だし 700cc、塩 適量
《作り方》
1.人参、たけのこは乱切りに、ごぼうは皮を包丁の背を使って削ぎ、厚さ1cmくらいの斜め切り、里芋は皮をむき一口大に切る。高野豆腐は水で戻し、しっかりと水気を切ってから、食べ易い大きさにカットしておく。
人参の皮付近にはフィトケミカルが多く含まれているので、僕は皮ごと食べることが多いのですが、そのあたりはお好みでどうぞ。
里芋はヌルヌルして剥きにくいのですが、両端を切り落とし、下の写真のように表面積が大きい方から剥きはじめると剥きやすいです。ペティナイフを使うと切りやすいです。
また、里芋は切ったら、水に浸しておきます。滑りが和らぎます。
2.椎茸は石づきはハサミなどで取り除き、傘と茎に分けて、茎は縦半分に切る。
椎茸の傘部分には十字の切り込み(飾り包丁)を入れておくと、見栄えも良いし、味も染み込みやすくなります。
3.蓮根はピーラーなどで皮は剥き、7mmくらいの半月切りにする。
蓮根は変色しやすいので、最後に切ります。また、切ったら水にさらしておくと良いです。
4.切ったごぼうをボウルなどに入れ、熱湯をかける。5分くらい浸したら、水気を切る。
この工程を入れることで、ごぼうのアクを抜くことができます。
5.鍋にカットした人参、蓮根、ごぼう、里芋、椎茸、鰹だしを入れたら、落とし蓋をして火にかける。煮立ってきたら、分量の醤油、みりんを加えて、さらに10分ほど中火で煮る。
根菜類は火にかける前に入れるのが基本です。その方が全体に火が通りやすくなります。
6.たけのこ、高野豆腐も投入する。味見をして味が薄ければ、塩を適量入れ味を整えて、さらに5分ほど煮て、火を止める。
7.お皿に盛り付けて、剥いた枝豆をのせて出来上がり。
煮物は冷める時に味が染み込むので、作り置きしておくと美味しく召し上がることが出来ます。