アリとキリギリスの健康法

アリとキリギリスという寓話があります。

夏の間、アリたちは冬の食料を蓄えるために働き続け、キリギリスはバイオリンを弾き、歌を歌って楽しい時間を過ごしています。

冬が来て、アリたちは夏に蓄えた食料を食べ、キリギリスは食べ物を探すが見つからない。

結局、キリギリスはアリたちに食べ物を分けてもらおうと乞うが、アリはそれを拒否し、キリギリスは飢え死にしてしまう。

オリジナルのイソップ寓話だと、こんな感じのあらすじです。

一方で、「アリが食べ物を分けるのを拒否し、キリギリスが餓死する」という話は残酷だという意見もあり、「アリは食べ物を恵み、キリギリスが改心する」という展開に改変されるケースもあります。

 

いずにしても、この寓話のポイントは、「悪いのは、キリギリス」という点です。

要するに、キリギリスみたいに楽しいことばかりに気を奪われ、将来のための蓄えを怠ると、良いことはありませんよ。

そういう教訓だと思うのです。

ですが、必ずしもアリのように夏の間は一切遊ばず、冬の食料のためにひたすら働くことが良い。という話でもないと思うのです。

アリは、「夏にあんなに頑張ったのだから、遊んでいたやつのことなんて知らんよー」と思っていて、実際にキリギリスを見捨てるわけです。

これは賛否両論あると思いますが、ひとまずアリには慈悲の心がないわけです。

 

さて、今日はなぜアリとキリギリスの話をしているのかと言うと、この話は健康法にも当てはまることだなーと思っているからです。

例えば、僕は食生活を改善することで病気とは無縁の人生にしましょう。そういう趣旨で、様々な情報をお伝えしています。

つまり、「病気にならないように備えておきましょう。」という話をしているのです。

でも、多くの人は悲しい哉、自分が大きな病気になってから、食生活を改善しようとします。

これは自然といえば自然なことです。

でも、現代という時代は、どんな食生活が身体に良くて、悪いのか?ある程度は分かっているのですから、それを可能な限り、学んだ方がいいとは思うのです。

 

別にアリのようにひたすら、将来に備えることだけに全てを捧げる必要はありません。

健康維持にばかり気を取られて不自由そうに生きている方も見かけます。

いくら病気にならず表面的には元気だったとしても、人生の楽しみが一切なかったら、それは本末転倒というやつです。

「好きなものを好きなだけ食べる(身体に悪かろうが)」それが俺の健康法だ。そんな人もいるでしょう。

実際に、長寿と言われる人たちの食生活を見てみると、一般的には健康的ではないものを食べているケースも多々あります。

ですが、それがベストな食生活なのか?はまた別問題です。

 

それはともかく、僕が美味しい健康法で伝えたい内容は、食事の楽しみを失うことなく、健康体をキープすることです。

いわば、キリギリスのように楽しみながら、アリのように備えることができる健康法になります。

これは言い換えると、食事の楽しみと、健康法としての食事、この2つのバランスを上手にとりましょう。という話でもあります。

おそらく一般的な傾向としては、前者が中心でしょう。

というのも、多くの人たちは健康法を十分に学んでいません。

最近ではテレビや雑誌などでも、健康維持の方法をいくつか知ることはできますが、それらは断片的な知識に過ぎず、健康法を確立するにしては不十分だなと感じています。

 

大切なことは、それをご自分の人生に取り入れ、継続できるか?そこだと思うのです。

健康法とは1日やって終わりではありません。

基本的には長期的に継続していくものです。

だからこそ、僕は美味しい料理にも注目しているわけです。

食事が美味しくなかったら、それは長期的に続かない可能性が高いですから。

 

というわけで、僕は「美味しい食事を楽しみながら健康体をキープする」というコンセプトを掲げて、記事を書いたり、教材を作ったり、料理教室を行ったりしています。

健康維持には適度な運動は欠かせませんが、食事はそれ以上に重要なファクターだと考えています。

まずは、食生活を楽しみながら、病気にならないようにしっかりと準備をしておきましょう。

 

何も専門家になるわけではないので、必要最低限のことで構わないとは思います。

でも、確実に備えておく必要はあります。病魔にやられる前に。

定期的にこのサイトの記事を読むことも、備えの1つになると思います。

健康に関する断片的な知識を繋ぎ、あなたなりの健康法を確立して欲しい。そう考えながら記事は書いていますから。

また、本格的に学びたい方は教材を学んだり、料理教室に参加していただくのも良いと思うし、大歓迎です。

皆さんと一緒にキリギリスのように楽しみ、かつ、アリのように備えができたらなと思っています。

 

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