農薬いらずの葉物野菜

野菜はなるべくの無農薬のものを食べましょう。

これは、「言うは易く、行うは難し。」のとても良い例だと思います。

まず、多くの場合、「無農薬の野菜を買うことが難しい」という現実があります。

近所に自然食品を扱うお店があれば話は別ですが、多くの方はそうではないでしょう。

また、オーガニックの野菜を定期的に送ってくれるサービスもあります。

ですが、コスト的な問題、野菜の鮮度やバラエティのことを考えると、どうしてもベストな選択ではないような気がするのです。

 

それに、誤解している方が多いのですが、無農薬とオーガニックは同じ意味ではありません。

健康意識の高まりとともに、市場では「オーガニック」と名のつく食材、食品が増えてきましたが、それらは必ずしも無農薬で作られているわけではありません。

だから、「オーガニックだから無農薬。無農薬だし、身体に良さそう。」というイメージは、ちょっと違うのです。

オーガニックと有機栽培は同じ意味です。

ただし、有機栽培(オーガニック)とは、農薬を一切使わない栽培方法のことではありません。

どういうことかと言うと、有機栽培とは、「有機JAS法で使用が認められている約30種類の農薬なら使っても良い」という栽培法を指すのです。

ちなみに、これらの農薬には使用量の上限がなく、「実は、有機野菜は慣行野菜よりも危険なのでは?」という説もあります。

ですから、今まで無農薬だと思って買っていたオーガニック野菜も、実は農薬をたっぷり使用して作られているかもしれないのです。(オーガニック野菜のクオリティについては、また別の記事で話せたらと思います。)

そういう意味でも、無農薬の野菜を食べることは、実はとても難しいことなのです。

 

それはともかく、そもそも農薬を必要としない野菜もあります。

例えば、これ。おかひじきです。

おかひじきは、ほうれん草や小松菜といった葉もの野菜のカテゴリーですが、普通、これらの野菜は農薬を使わないと害虫にやられてしまいます。(露地栽培の話ですが)

ですが、おかひじきには害虫が寄り付かないので、通常の露地栽培においても農薬を使う必要がないのです。

つまり、基本的に「おかひじき=無農薬野菜」なのです。

 

おかひじきの栄養価はどうなのかと言うと、クレソンに非常によく似ていて、ビタミン、ミネラルを豊富に含んでいます。

特にβカロテン、ビタミンK、マグネシウム、亜鉛あたりの含有量は、クレソンを上回ります。

なので、クレソンをスーパーフードと呼ぶのなら、おかひじきもスーパーフードと言えるでしょう。

食べ方ですが、おかひじきは生では食べづらいので、さっと湯通し(1分弱)してから、いただきます。

お浸しのように単独で食べてもいいし、サラダの具材にしても、スープに加えても良いです。

さっと茹でる必要はあるのですが、ほうれん草のように根元の土を洗い流したり、という下処理は要りません。

このように、おかひじきは、手軽に葉もの野菜のメリットを享受できる優秀な食材なのです。

水耕栽培を含めれば、通年手に入る野菜ですし、是非、あなたの食生活にも取り入れていただけたらと思っています。

 

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