鶏胸肉の梅雑煮 レシピ
鶏胸肉をやわらかく、しっとりと調理する方法はいくつもあるのですが、今回は「片栗粉をまぶす」という方法をご紹介します。
鶏胸肉が硬くなるのは、基本的には火の通し過ぎです。
それを防ぐために、今回は胸肉の表面に片栗粉をまぶすのです。これでゆっくりと中まで火が通ります。
また、このひと手間を行うことで、片栗粉特有のツルンとした食感も加わり、より食べ易くなります。
正月に食べきれなかったお餅が余っている方もいらっしゃることでしょう。僕のように。
是非、今回のレシピを参考にして欲しいと思っています。
雑煮に限らず、このお汁で素麺など、麺類をいただいても美味しいです。
冷やしても美味しいものなので、暑い夏にもピッタリです。
《材料 2人分》
鶏胸肉 1枚、大根おろし お好みで、細ねぎ(小口切りにしたもの) お好みで、切り餅 お好みで、鰹だし 600ml、梅干し 2個、みりん 大さじ2、醤油 大さじ1/2、塩 適量、片栗粉 適量
《作り方》
(1)鶏胸肉は繊維を断つように削ぎ切りにして、表面に塩を少々振り、片栗粉を全体にまぶしておく。
全体の味が薄めなので、塩を適量振り、下味を付けておきます。
(2)鍋に鰹だし、分量のみりん、醤油、塩を少量加える。梅干しは種を取り除いたら鍋に入れて、ひと煮立ちさせる。
今回の料理に関しては、梅干しはペースト状にする必要はありません。その方がお汁が上品な味になりますし、梅の果肉が良いアクセントになります。
醤油は香り付けで少しだけ入れます。
(3)火力を弱めて、静かに鶏胸肉を鍋に入れる。胸肉の表面の色が全体的に変わってきたら、火を止める。
胸肉には余熱でも火が入るので、加熱し過ぎないようにします。1分ほど加熱すればOKです。
(4)オーブントースターで切り餅を焼いたら、器に盛り付ける。大根おろしをのせて、細ねぎを散らせば、出来上がり。