トマト煮込みハンバーグ レシピ
子供も大人も大好きなハンバーグですが、上手に焼くのが意外と難しい料理です。
火の通りが悪いので、じっくり焼こうとすると表面が焦げやすく、火力の調節が難しいのです。
ですが、今回のような煮込みハンバーグであれば、難易度はだいぶ下がります。
仮に中がまだ生だったとしても、ソースを加え蒸し焼きにする工程があるので、最終的にはしっかり中まで火が通るので、安心です。
表面がカリッと焦げたハンバーグも香ばしくて美味しいですが、熱々の煮込みバージョンも、特に寒い冬には良いものです。
ご馳走感がある割には、簡単にできる一品なので、是非試してみてください。
《材料 4人分》
合い挽き肉 600g、玉ねぎ 1個、卵 1個、塩麹 大さじ2、パン粉 適量、黒胡椒 お好みで、ナツメグ お好みで、マッシュルーム 1パック、ブロッコリー(硬めに下茹でしたもの) お好みで、にんにく 1片、トマト缶(カット) 1/2缶、水 150ml、ブランデー 50ml、白だし 大さじ1、トマトケチャップ お好みで、塩 適量、オリーブオイル 適量
《作り方》
(1)玉ねぎ、にんにくをみじん切りにする。マッシュルームは薄切りにする。
玉ねぎは今回は生のまま使いますが、炒めても良いです。
玉ねぎを生で使う場合は、細かいみじん切りにしましょう。粗いと成形しづらくなります。
(2)ソースを作る。小さめの炒め鍋にオリーブオイルをひき、にんにくのみじん切りを入れ、中火で加熱する。続いて、マッシュルームも投入してさっと炒める。分量のトマト缶、水、ブランデー、白だしを加えて、ひと煮立ちさせる。塩、黒胡椒を適量加えて、味を整える。
後ほど、ハンバーグに加えて煮詰める工程があるので、味は気持ち薄めにしておきます。
(3)ハンバーグのタネを作る。ボウルに玉ねぎのみじん切り、合い挽き肉、分量の塩麹、塩を少しだけ、パン粉を適量加える。お好みで、黒胡椒、ナツメグを加えたら、素手で粘り気が出るまでよくこねる。
パン粉は成形しやすいように「つなぎ」で入れます。少量で良いです。
ナツメグ、黒胡椒は割とたっぷり入れると、スパイシーな大人の味になります。
(4)成形する。
(3)をボウルの中で平らにならし、八等分してから、タネを成形していきます。
ちなみに、この分量であれば、中サイズのタネが8つほど作れます。
左右の手のひらで、一人キャッチボールをするようにして、タネの中の空気を抜きます。こうすることで、ハンバーグを焼いた時に亀裂が入らなくなります。
また、タネは中央部分を凹ませておくと良いです。火の通りが良くなります。
(5)フライパンを熱しオリーブオイルをひき、タネを入れたら、中~強火で両面を焼き付けていく。焼き色が付いたら、ひっくり返す。加熱時間は片面2分弱。
フライパンをしっかりと熱してから、タネを入れます。
(6)両面が焼けたら、(2)のソースを加え、ブロッコリー(硬めに下茹でしたもの)も入れる。蓋をして、3分ほど蒸し焼きにする。中までしっかりと火が通ったら蓋を開けて、ソースの水気をほど良く飛ばしたら完成。
中までしっかりと火が通っているか確認方法ですが、竹串などでタネの中央を刺してみます。すぐに肉汁が溢れ出てくるようならOKです。
今回はスキレットを使い、1人分ずつ作りましたが、もちろん大きなフライパンでまとめて作っても構いません。