メンチカツ レシピ
揚げ物の定番の1つ、メンチカツのレシピをご紹介します。
メンチカツの起源は、明治時代、東京浅草の洋食店で作られていた「ミンスミートカツレツ(minced meat cutlet)」だと言われています。
ひき肉のことをミンチと呼ぶのも、このミンスが変化したものらしいです。
メンチカツの揚げ方のポイントですが、メンチは中まで火が通りづらいので、中温から揚げ始めます。
そして、表面を焦がさないように注意します。
表面が焦げてしまうと、もし中が生だった場合、二度揚げができないからです。
中温で揚げれば表面が必要以上に焦げることはありません。
さらに、これはお好みですが、仕上げにもう一度、高温で揚げるというのもアリです。
そうすることで、外側のカリッ感をより一層楽しむことができます。
ちなみに今回、玉ねぎは生で入れますが、炒めたものを入れても良いです。
個人的には、生の玉ねぎの食感も残るし炒める手間も省けるので、生がオススメではありますが。
《材料 3人分》
豚ひき肉 400g、玉ねぎ(みじん切り) 1/2個分、卵 2個、塩麹 大さじ2、ナツメグ お好みで、黒胡椒 お好みで、牛乳 50ml、薄力粉 適量、パン粉 適量、キャベツの千切り お好みで、揚げ油(菜種油) 適量
《作り方》
(1)ボウルに豚ひき肉、玉ねぎのみじん切り、卵1個、分量の塩麹、パン粉を少量入れる。お好みでナツメグ、黒胡椒を加えたら、よく素手でこねながら混ぜ合わせておく。
メンチカツのひき肉は豚オンリーが美味しいと感じますが、合い挽きでも構いません。
玉ねぎは生をそのまま使います。細かいみじん切りにすると良いです。粗いとまとまりづらくなるので。
(2)卵液を用意する。ボウルに卵1個、分量の牛乳、塩を少量加えてしっかりと混ぜる。
牛乳がなければ、水と油を加えてもOKです。
(3)タネを作る。小判型に成形したら、薄力粉、卵液、パン粉をこの順番でつけていく。
パン粉はたっぷり用意しておくと良いです。残った分は冷凍保存すれば、次回の揚げ物に使えますし。
成形する時は、タネを左右の手でキャッチボールするような感じで、中の空気を抜いてあげると良いです。
(4)揚げ油を準備し、170℃くらいの温度になったらタネを入れて、じっくりと(5分ほど)表面がキツネ色になるまで揚げる。
メンチカツは中まで火が通りづらいので、中温から揚げ始めます。
途中で一度、ひっくり返すと良いです。木べらを使うと上手く返せます。
(5)メンチカツをバットに取り出し、3分ほど置いてからお皿に盛り付ける。キャベツの千切りを添えたら、出来上がり。
余熱でも火が入るので、しばらく置いてから盛り付けると良いです。
バーベキュー用の焼串を刺せば、中まで火が通っているか、確認することができます。