和風トマトビーフン レシピ
週一度のベジタリアンメニューをご紹介します。
今回はトマトをふんだんに使ったビーフンです。
トマトには、「グルタミン酸」という旨み成分が含まれています。昆布や椎茸などにも含まれているやつです。
本来なら、イノシン酸を豊富に含むベーコンや魚介類も使って、旨み成分の相乗効果を発揮させたいところですが、ベジタリアンデーということで、今回は使いません。
そのかわり、塩昆布を加えて、旨みをアップさせます。これでも、食事の満足度はだいぶ上がります。
ちなみに、ビーフンとは中国のライスヌードルのことです。
つまり、ビーフンはグルテンフリーなのです。
ですから、普段、グルテンの摂取が多い方や、アレルギーを持っている方にもオススメできる一品です。
《材料 3人分》
トマト 2個、玉ねぎ 1/2個、みょうが 1パック、大葉 10枚、ビーフン 200g、トマト缶(カット) 1/2缶、水 200ml、塩昆布 お好みで、塩 適量、オリーブオイル 適量
《作り方》
(1)玉ねぎはみじん切りに、トマトはさいの目にカットする。みょうがは縦半分に切ってから、斜め薄切り、大葉は粗めの千切りにしておく。
トマトは汁も使いますから、切ったらすぐにボウルに移しておきましょう。
(2)炒め鍋を熱したらオリーブオイルをひき、玉ねぎから炒めていく。玉ねぎの色がうっすらきつね色になってきたら、トマトを投入し、時間差で分量のトマト缶を加えて、全体が煮立つまで加熱する。
フレッシュトマトとトマト缶、2種類のトマトを入れることで、奥行のある深い味わいになります。
(3)分量の水、塩昆布を加えて、煮立ってきたら、ビーフンを入れる。
塩昆布には塩分も含まれているので、入れ過ぎないようにしましょう。塩味が足りない場合は、最後に塩を加えれば良いのですから。
今回、ビーフンは乾麺をダイレクトに入れましたが、もちろん一度茹でてから入れてもOKです。麺をやわらかめにしたい方は後者の方が良いです。
(4)鍋を揺すりながら、ビーフンに水分を吸わせていく。好みの硬さよりもちょっと硬いなーくらいで、みょうがを入れる。
余熱もあるので、ビーフンは少し硬めでも平気です。
(5)火からおろして、盛り付ける。大葉の千切りを添えたら完成。