鶏胸肉の玄米ドライカレー レシピ
炒飯ないし焼き飯と呼ばれる料理は、栄養学的な分析をすると、糖質と脂質が多く、タンパク質が不足しています。
もちろん、ものによるわけですが、炒飯を単独で食べた場合、その傾向は強いです。
なので、健康のことを想うなら、炒飯の他にタンパク質源、それからサラダも摂りたいところなのです。
ただ、料理にそこまで時間をかけたくないニーズもあるでしょうから、今日はなるべく一皿で栄養バランスのとれた、そして美味しい焼き飯(といっても、ドライカレーですが)をご紹介します。
ポイントは、鶏胸肉と玄米ご飯を使うこと。
こうすることで、タンパク質や食物繊維もしっかりと摂れます。
今回はドライカレーにしましたが、カレー粉のかわりにトマトケチャップを使っていただけたら、チキンライスになります。
いろいろと応用はできると思うので、参考にしていただけたら幸いです。
《材料 2人分》
鶏胸肉 1枚、玉ねぎ 1/2個、人参 1/2本、パクチー 1袋、玄米ご飯 お好みで、カレー粉 お好みで、チリパウダー お好みで、醤油 大さじ1、塩 適量、黒胡椒 お好みで、ギー 適量
《作り方》
(1)玉ねぎと人参はみじん切りにする。パクチーは葉と茎に分けて、葉は食べ易い大きさに切り、茎の部分は小口切りにする。
パクチーは根っこ付近に土が付いている場合があるので、根を切り落としてから洗うと良いです。根っこも細かく切って、一緒に炒めてもOKです。
(2)鶏胸肉は皮を剥ぎ、食べ易い大きさに切ってボウルに入れ、分量の醤油、塩を少量入れて、下味を付けておく。
鶏胸肉の切り方ですが、今回は繊維に沿って棒状に切りましたが、繊維を断つように薄切りにしても良いです。食感が変わりますが、そのあたりはお好みでどうぞ。
鶏胸肉は淡白な味なので、必ず下味をつけておくと良いです。
(3)炒め鍋を熱しギーを入れ、玉ねぎ、人参から炒めていく。しんなりしてきたら、鶏胸肉を加え全体を炒めて、鶏肉の表面の色がすっかり変わったら、一旦取り出す。
鶏肉は中まで火を通す必要はありません。
炒め鍋はキッチンペーパーなどを使い、一度きれいにすると良いです。
(4)再度、炒め鍋を熱しギーを引き、十分に鍋を熱してから、玄米ご飯を入れて炒める。
炒め鍋を揺すると鍋の温度が下がり、ご飯がこびりつく原因になります。なるべく鍋は揺すらずに、木べらなどを使いながら、ご飯全体をしっかりと炒めていきます。
(5)ご飯に火が通ってきたら、取り出しておいた野菜、鶏胸肉を戻し入れる。塩を適量加えて、味を整えたら、お好みでカレー粉、チリパウダー、黒胡椒を振りかける。
スパイスは加熱によって有効成分が飛んでしまうので、最後に入れます。
(6)全体にしっかりと火が通ったら、お皿に盛り付ける。パクチーの葉っぱを添えて完成。