ラム肉の豆板醤炒め レシピ
最近では、スーパーでもラム肉が手軽に買えるようになってきました。とても嬉しいことです。
「ラム」とは羊の肉のことですが、特に生後1年未満の羊肉のことで、生後1年以上のものは「マトン」と呼びます。
ラムは独特の香りがあるので、好き嫌いが分かれる食材ではありますが、ダイエット効果が高く、健康志向の人たちに注目されている食材の1つです。
理由はいくつかあるのですが、その1つは羊肉に豊富に含まれているL-カルニチン(アミノ酸の1種)という栄養素にあります。
L-カルニチンには、体内の脂肪を燃焼しエネルギーに変える働きがあるのです。
ちなみに、L-カルニチンは人の体内でも合成されます。ですが、その量はそこまで多くないので、体外からの摂る必要もあると考えられています。
L-カルニチンは牛肉にも含まれていますが、ラムの含有量は牛の1.5倍ほどです。
牛肉に比べれば、ラムはリーズナブルというメリットもありますし、是非とも食生活に取り入れていただけたらなと思っています。
今回はラムが苦手な人も食べられるように、工夫を凝らしたレシピです。
にんにく、豆板醤と一緒に炒める。それから、生の玉ねぎと一緒に食べることで、ラムの臭みが和らぎます。
是非、試してみてください。
《材料 1人分》
ラム肩ロース肉(薄切り) 200g、フルーツ玉ねぎ 1/2個、にんにく 1片、細ねぎ お好みで、醤油 大さじ1、紹興酒 大さじ1、豆板醤 大さじ1、てんさい糖 大さじ1/2、ココナッツオイル(無臭タイプ) 適量
《作り方》
(1)ラム肉をボウルに入れて、分量の醤油、紹興酒を加えて、揉み込んで下味を付けておく。
そのまま5~10分ほど常温に置いておく。常温に置くことで、火の通りが良くなります。
肉が大き場合は、食べ易いサイズにカットしておきましょう。
(2)フルーツ玉ねぎは繊維を断つように薄切りにして、お皿に盛っておく。にんにくは芽の部分を取り除き、粗めのみじん切りに、細ねぎは小口切りにする。
今回は玉ねぎを炒めずに生でいただきますので、辛みの少ない新玉ねぎを使うと良いです。今回はフルーツ玉ねぎというものを使いました。
(3)中華鍋を熱し油を引いたら、にんにくのみじん切りを入れる。にんにくからふつふつと泡が立ってきたら、豆板醤も加えて香りが立つまで中火で炒める。
豆板醤を炒める時に唐辛子の辛みで咽ることがあります。換気扇を強にしたり、とにかく気をつけましょう。
(4)ラム肉、てんさい糖を入れたら、お肉をほぐしながら、全体を中~強火で炒めていく。
ラム肉は生でも食べられますから、加熱し過ぎる必要はありません。硬くならないように気をつけます。
(5)ラム肉にほど良く火が通ったら火を止めて、お皿の玉ねぎの上に盛り付ける。細ねぎを散らしたら、出来上がり。