ながら運動の素晴らしき効果

だいぶ前から思っていることがあるのですが。

たぶん、男は「○○しながら□□する」ということが苦手で、女性はそれが得意とは言わないが、苦手ではない。普通に○○しながら□□してしまうのです。

例えば、僕は男ですが、電話をしながらメモをとるくらいはできても、電話をしながら他の人の話を聞くことができません。

他の人とは電話の相手以外のことですが、女性にはそれができる気がする。

少なくとも、僕が知っている女性たちはそれができるのです。

その証拠に、僕が電話中に話しかけてくるのは決まって女性で、男性ではない。

きっと女性は自分たちができるからそうするのでしょうが、男性にはそれが無理なのです。

そういえば、「話を聞かない男、地図が読めない女」というベストセラーがありますが、あれは僕に言わせれば、話を聞かないというよりも、男は話を聞くことができないのです。少なくとも、何かをしながらだと。

 

さて、男女の違いを知ることは、良好な人間関係を築くためにも大切なことだと思いますが、今日はその話ではなく、「ながら運動」について話そうと思います。

「ながら運動」とは、その名の通りなのですが、○○しながら運動をするということです。

例をあげると、

料理をしながらつま先立ちをする。

テレビを見ながらバランスボールに乗る。

ドライヤーをかけながら、スクワットポーズをとる。など。

こういう類いの運動を指します。

 

このような「ながら運動」も女性特有のものなのかなーと思ったりもするのですが、必ずしもそうではないようです。

例えば、音楽を聴きながら筋トレをする男性は、意外と多いです。

彼らは音楽を聴くと気分が高揚して筋トレのパフォーマンスが上がるらしいのです。

ですが、僕の場合は音楽を聴きながらだと、どうしても音楽の方に意識を奪われてしまい、集中力が散漫になります。

その結果、筋トレのパフォーマンスは確実に落ちます。

また、こんな興味深い方もいます。

彼は音楽を聞くと集中力が散漫になるからこそ、音楽を聴きながらウェイトトレーニングを行うそうです。

集中できない環境の中でいかに集中できるか?その力を鍛えるためにそうしているらしいです。

なるほど。と思うのですが、あとはそれを実際にできるか?という問題があります。

ちなみに、その彼も毎回そうしているわけではないそうです。

つまり、音楽を聴かずに筋トレに没頭する日もあるそうで、さらに音楽を聴きながらの筋トレも行い、集中力を鍛える日も設けている。そういう話でした。

 

結局、音楽を聴きながら筋トレすることは効果的なのか、そうではないのか?

その答えは、「人による」という話になってきます。

例えば、僕は筋トレが正直あまり好きではありません。

つまり、僕にとっては筋トレ自体がストレスなのであって、「音楽を聴きながら筋トレをする」という新たなストレスは要らないのです。

ですが、そんな僕もジョギングの時は音楽を聴きます。

最近では、ジョギングと音楽はセットなので、自分の中では「ながら運動」という意識はないのですが、結果的には音楽を聴きながら走っているわけです。

ただし、これも時にストレスになることがあって、記録更新を目指して本気で走る時は、やはり音楽がうっとうしくなってきます。

「走ることに集中したい」というよりも、キツくなってくると、音楽を聴く余裕がなくなってくる感じです。

そうは言っても、これは本気を出す時の話であって、健康維持を最優先にした運動の話ではありません。

 

そろそろ今日のまとめに入っていこうと思いますが、もしあなたが健康維持のために運動をしようと考えているのなら、「ながら運動」はナシではありません。

というのも、本来、運動は運動として、分けて行うべきです。

その方ができる運動の種類が増えるからです。

ですが、もしそれができないのなら、「ながら運動」はとても現実的な手段と言えるでしょう。

ただし、1つ気をつけるポイントがあるのですが、それは意識を強く持つのは必ず運動の方だということです。

そうすることで、運動の効果が高まることが分かっているからです。

要するに、料理をしながらつま先立ちをするのなら、つま先立ちの方に意識を向けましょう。

ドライヤーをしながらスクワットポーズをするのなら、意識を強く置くのはドライヤーではなくスクワットの方。ということです。

 

ハーバード大学で興味深い実験がありました。

あるホテルの女性の客室係を対象にしたものですが、彼女たちの仕事は日々、身体を活発に動かすもので、健康維持のためには申し分のない運動量だったそうです。

ただ、彼女たちはその認識はなく、実際に日頃運動しているか?というアンケートに対して、被験者の多くは「運動はしてない」と答えたそうです。

そこで、1つめのグループには、ご自分の仕事が適度な運動になっていることを伝え、2つめのグループにはそれを伝えずに、彼女たちの体脂肪率、ウェスト、血圧、体重などを調べるという実験を行ったのです。

1ヶ月後、どうなったか?

ご自分の仕事が適度な運動だと意識したグループは、体脂肪率、体重が減り、血圧も10%下がったのに対し、対照群に変化は見られなかったと言います。

この差は、基本的には運動の意識を持つか、持たないかの違いだけです。それでも、その結果は大きく変わってくるものなのです。

ちなみに、この実験は、被験者の意識の差によって、実際の運動の量や質が変わったことまでは言及していません。

ですが、意識が変われば、当然、運動の量や質が変わることは十分に考えられますし、そう考えるのが普通でしょう。

 

というわけで、今日お伝えしたかったことは、「ながら運動」でも構いませんから、自分は運動をしているという意識を持ちましょう。ということです。

そうすれば、「ながら運動」の効果も大きく変わってくるはずですから。

 

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