カーリーケールのジェノベーゼ風 レシピ
カーリーケールは生でも食べられますが、生だと若干食べづらい野菜の1つです。
そこで今回はケールをバジルのかわりに使い、ジェノベーゼ的なソースにしてみました。
バジルのような爽やかな香りは楽しめませんが、にんにくとアンチョビの旨みが加わるので、美味しくいただくことができます。
ケールには、抗酸化系の栄養素の含有量が多く、特にカロテノイドの一種である「ルテイン」が豊富で、その量はほうれん草の2倍です。
ルテインは視力回復効果が期待されている栄養素でもあります。
また、ジェノベーゼといえば、松の実を使うのが一般的ですが、今回はくるみを使ってみました。
くるみにもビタミンEを始め抗酸化系の栄養素が含まれていますし、オメガ3脂肪酸も程よく含んでいます。
バジルをふんだんに使った本格的なジェノベーゼも美味しいですが、たまにはこういう変化球もありかなとは思います。
《材料 3人分》
フジッリ 150g、カーリーケール 1袋、くるみ 50g、にんにく 2片、アンチョビ 30g、塩 適量、オリーブオイル 適量、パルミジャーノ・レッジャーノ お好みで
《作り方》
(1)鍋にお湯を沸かし1%弱の塩を入れて、ケールとにんにくを下茹でする。茹で時間は1分ほど。
後ほど加熱するので、ここで完全に火を通す必要はありません。軽くアクを抜くイメージです。
アンチョビの塩分も加わるので、ここでの塩はいつもよりも少なめにすると良いです。
(2)茹で汁は捨てずに、ケールとにんにくを取り出し、細かく刻みミキサーに入れる。さらに、ミキサーにくるみを加え、ゆで汁をお玉3杯ほど入れたら、ペースト状になるまで攪拌する。
(3)先程のゆで汁でフジッリを茹でる。
フジッリとは、らせん状のショートパスタのことです。今回のようなペースト状のソースがよく絡むのでオススメです。
(4)炒め鍋を熱しオリーブオイルを引いたら、アンチョビを炒めていく。アンチョビの香りが立ってきたら、(3)のソースを加えてしっかりと火を通しておく。
水気が足りない場合は、茹で汁を少し加えます。
(5)フジッリが茹で上がったら水気をさっと切り、ソースと和える。お皿に盛り付け、お好みでオリーブオイルを回しかけ、パルミジャーノ・レッジャーノを削って、出来上がり。