なまり節>水煮缶

このサイトでは、幾度となくお伝えしていることですが、僕の健康法は、一言でいうと「美味しく、健康的な料理を作ること」です。

さらに、それに付け加えるなら、「なるべく手軽に」という要素もあります。

そして、手軽さを重視するのなら、今回ご紹介するような加工食品も食生活に取り入れていくべきだと考えています。

料理に関しては、手抜きが続くようではいけませんが(栄養バランスが乱れるリスクが高まるので)、時には「楽」もしたいものです。

そういう趣旨で、これからもオススメの加工食品をご紹介していければと思っています。

 

今日ご紹介するのは、「なまり節」というものですが、タンパク質が非常に豊富ですし、既に加熱処理されているので、そのまま食べることもできます。

もちろん、料理にも使えるもので、このように煮付け(鰹なまり節の生姜煮)にしていただくこともできます。

また、シーチキンと同じような使い方もでき、サラダに入れてもOKです。

なまり節とは、一般的には生の鰹を解体し、蒸す、もしくは茹でて、それを干したものを指します。

鰹以外にも、まぐろやさばが使われることもありますが、シーチキンや水煮缶ほどポピュラーではありません。

ちなみに、シーチキンとは、はごろもフーズが製造する、まぐろや鰹のオイル漬け、ないし水煮の缶詰の商品名のことです。

 

それで、なぜ今回はなまり節を推しているのかと、その製造方法がシーチキンや、いわゆる水煮缶と呼ばれるものよりも優れているからです。

少なくとも、「健康的」ということを考えると、そうなのです。

ポイントは、製造時の加熱温度、それから加熱時間です。

基本的に魚の脂は、植物油や肉の脂に比べて、熱に弱く酸化し易いという性質があります。

ですから、健康のことを考えるのなら、高温で加熱することはできたら避けたいですし、なるべく加熱時間も短くしたいところなのです。

それで、なまり節はどうなのかというと、80~90℃くらいの温度で1時間ほど茹でてあります。

 

一方、一般的な水煮缶は120℃以上で、1時間以上は加熱します。

これは茹でるというよりも、あらかじめ缶に詰めた魚に高温の蒸気を噴射するというイメージです。

家庭の調理法だと、圧力鍋の加熱に近いです。

例えば、さばの水煮缶は骨まで柔らかくなっていて、骨ごと食べるられるわけですが、あのようにするには100℃以下の加熱では無理なのです。

もちろん、骨まで食べられるということは、カルシウムが摂取できたりと、良い面もあります。

ですが、120度で1時間以上も加熱すると、過酸化脂質はだいぶ増えてしまい、あまり健康的ではありません。

シーチキンに関しては、一般的な水煮缶とは違って、高温にはならないのですが、3時間ほど蒸します。

なので、なまり節に比べると、加熱時間は長いのですが、水煮缶のように高温にはならない分、過酸化脂質の害は少ないとは思います。

ただ、シーチキンは缶詰にする時に、何らかの油を加えるか、スープを加えます。

これらがヘルシーなのかは、また別問題です。

 

このように考察すると、なまり節は「限りなくクリーンな加工食品だなー」と思うわけです。

それに、繰り返しになりますが、なまり節はタンパク質が豊富です。

100gあたり38gほど含まれていて、鶏胸肉と同レベルなのです。

無添加で、味付けされていないので、自分で好きなように味付けすることができます。

ただし、デメリットもあります。

なまり節は、缶詰ではないので、賞味期限が短いですし、要冷蔵です。

それでも冷蔵庫に入れておけば、しばらく日持ちするので、便利ではあるのですが、なるべく早めに召し上がりましょう。ということです。

いずれにしても、なまり節は栄養価が高く、メインディッシュにもなりうるものですから、気になった方は、是非試してみてください。

何かと忙しい現代人の食生活にはフィットすると思います。

 

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