アマゾンの抗酸化物質

アサイーは、アサイーベリーと呼ばれることもありブルーベリーの仲間だと思われがちですが、実はヤシ科の植物「ワカバキャベツヤシ」に実る小さな黒紫色の果実のことです。

上の写真を見ていただけたら分かると思いますが、アサイーの約95%は固い種(白っぽい部分)で、種と皮の間にある僅かな果肉部分をいただくことになります。

そして、この僅かな可食部に栄養素がたっぷりと蓄えられているのです。

 

アサイーの産地はブラジル・アマゾンの熱帯地区ですが、アサイーはこの地区でしか育たないと言われています。

アサイーがアマゾン川の洪水エリアや川岸にしか生育しないことを考えると、ミネラル分が豊富なアマゾン川の影響が非常に大きいことが予想できます。

実際にアサイーにはカルシウム、リン、鉄といったミネラルが豊富に含まれています。

 

また、アサイーの実は熱帯地区の強烈な紫外線から自らの身を守るために、抗酸化物質を大量に生成しています。

そして、おそらくアサイーの最大のベネフィットは、この抗酸化物質が豊富に含まれていることでしょう。

ORAC値(酸素ラジカル吸収能)といって、抗酸化物質の量は数値化できるのですが、アサイーはこの数値がずば抜けて高いのです。

具体的には、アサイーのORAC値は185です。

赤ぶどうは11、ブルーベリーは32、ザクロが105ですから、相当高い数値であることはひとまず間違いありません。

特にアサイーの濃い紫色の素になっている抗酸化物質、フェノールとアントシアニンの含有量が多く、フリーラジカルを中和させる重要な役割を担っていると考えられています。

 

あとは、最近の研究によると、アサイーを摂ると幹細胞の再生と生成が促進することが分かってきました。

幹細胞とはあらゆる細胞の元のことで、僕ら人間が必要とする細胞、つまり神経細胞、筋肉細胞、結合組織細胞、白血球などに分化して再生や治癒を促します。

この幹細胞の生成量が多いほど、細胞の再生力や治癒力は高まりますから、当然、寿命も延びることになります。

 

アサイーの最も一般的な食べ方はアサイーボウルです。

作り方は、こちらの記事(アサイーボウル)を見ていただけたらと思いますが、これはアサイーのピューレを使ったものです。

ピューレとはアサイーの果実を攪拌し凍らせたもので、パックに入って売られています。

あとは、アサイーのパウダーも売られていますが、これはどちらかと言うとアサイーをサプリ感覚で摂りたい人向けなのかな、といったところです。

いずれにしろ、アサイーは癖のない味で食べやすいので、食生活には取り入れやすいスーパーフードの1つです。

 

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