アサイーを凌ぐスーパーフード

一般的に、ポリフェノールが体に良いとされるのは、抗酸化作用があると考えられているからですが、実はこの抗酸化作用は数値化することができます。

ORAC値(酸素ラジカル吸収能)というものです。

ORAC値が高い食べ物と言えば、アサイーが有名ですが、今回は「マキベリー」をご紹介します。

マキベリーとは、チリ南部のパタゴニア地方だけに自生するベリー(小さな果実)のことです。

このマキベリーが注目されているのは、アサイーと同様なのですが、ビタミンやミネラルが豊富に含まれていて、さらにポリフェノール含有量がトップクラスである点です。

 

ネット上では、アサイーとマキベリーはORAC値の比較がされていて、人によってはアサイーの方がORAC値が上だと主張する方もいますし、その逆もいらっしゃいます。

どちらなのか混乱されている方もいらっしゃるでしょう。

今日はその答えにも触れたいと思うのですが、僕が調べた限り、どちらも正しそうです。

というのも、ORAC値には2種類の数値があります。

どういうことか簡単に説明しておきましょう。

 

そもそもORAC値とは、アメリカ農務省によって規格化された、活性酸素吸収能力を数値化したものです。

そして、このORAC値の計測は親水性のORAC-H、親油性のORAC-L、この2種類があります。

親水性のORAC-Hは、一般的なポリフェノールやビタミンCなど水溶性効力を、親油性のORAC-Lは、ビタミンEなどの脂溶性効力を表しています。

それで、マキベリーはアサイーの比較の話ですが、総ORAC(つまり、ORAC-H+ORAC-L)に関しては、アサイーの方が高いのです。

ですが、アサイーのORACの大部分はは脂溶性のORAC-Lで、水溶性ORAC-Hだけで比較すると、今度はマキベリーが上回り、アサイーの1.7倍になります。

一般的に、水溶性のポリフェノールは体内に吸収されやすく、逆に脂溶性はそのままでは体に吸収されにくく、脂質と一緒に摂取する必要があるため、実生活においては水溶性ORAC-Hの効力の方が重要と考えられているのです。

よって、実質的な抗酸化力に関しては、マキベリーの方が優勢ではあります。

ちなみに、マキベリーのORAC-Hは27,600で、既存フルーツにおいて世界最高だと言われています。

 

日本では、マキベリーはサプリメントかパウダーという形で手に入れることができます。
パウダーの場合、写真のようにヨーグルトに入れたり、スムージーに入れたりすると良いです。栄養価がさらに高まります。

別にアサイーが悪いという話ではありません。

マキベリーというスーパーフードもあって、抗酸化力が高い(特に水溶性の)という話です。

 

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