セロリとごぼうのボロネーゼ レシピ
イタリア料理の定番、ボロネーゼですが、これは日本では「ミートソース」と呼ばれているパスタ料理のことです。
一般的にミートソースといえば、挽き肉とみじん切りにした野菜を煮込んでソースを作りますが、今回は具材の食感を楽しめるようにちょっと工夫してみました。
同じ料理でもアレンジを変えると料理はとても楽しくなります。是非、参考にしていただけたらと思います。
《材料 3人分》
生パスタ 360g、牛肉(切り落とし) 300g、玉ねぎ 1個、セロリ 1本、ごぼう 1/2本、にんにく 2片 ローリエ 2枚、トマト缶(カット) 1/2缶、赤ワイン 200ml、パスタの茹で汁 50ml、白砂糖 大さじ1、塩 適量、黒胡椒(粗挽き) お好みで、パルメザンチーズ お好みで、オリーブオイル 適量
《作り方》
(1)玉ねぎは縦半分に切ってから薄切りに、ごぼうはささがきにしたら、水にさらしてサッと洗う。セロリは軸部分は縦半分に切ってから斜め薄切りに、葉っぱの部分は1cm幅のみじん切りにする。にんにくは包丁の平たい部分で潰しておく。
泥つきのごぼうの場合は、包丁の背の部分で削ぐようにすると表面の汚れがよく取れます。
(2)フライパンを熱しオリーブオイルを引いたら、中火~強火でごぼうを炒める。香ばしい匂いがしてきたら一旦取り出して、同じフライパンで玉ねぎを炒める。玉ねぎが透き通ってきたら、こちらも一旦取り出す。
ごぼうは最初に炒めておくことで、独特の臭みを取り除くことができます。
(3)同じフライパンに油を少しだけ加えて、にんにくを入れて加熱する。にんにくの色が変わってきたらにんにくは取り出し、牛肉を入れて炒める。8割くらい火が通ってきたら、セロリを入れて全体をさっと炒める。
牛肉は炒めながら、菜箸などでよくほぐしてきましょう。完全に熱が入ってしまうと、ほぐしづらくなります。
(4)(3)に先ほど取り出した野菜、分量の赤ワイン、ローリエ、白砂糖を加えたら軽く混ぜ合わせて、そのままワインのアルコール分が飛ぶまで加熱する。
このタイミングで白砂糖を入れることで、牛肉がやわらかくなります。
(5)分量のトマト缶、塩を少量加えてひと煮立ちさせたら、一旦火を止めて、パスタを硬めに茹でる。
今回はソースとよくからむ生パスタを使いましたが、もちろん乾麺でも構いません。
茹でたパスタは後ほどソースと絡めていくので、割と硬めの方が良いです。
(6)(5)にパスタのゆで汁をお玉1杯ほど加えたら、再度火にかける。煮立ってきたら、茹で上がったパスタ、お好みで黒胡椒を振り、全体をからめていく。
パスタの茹で汁を入れ忘れないように注意しましょう。
(7)お皿に盛り付け、お好みでパルメザンチーズ、オリーブオイルをかけたら、出来上がり。