白だしの魅力

「白だし」とは、白醤油や淡口醤油に昆布や鰹節、椎茸などから取った出汁にみりんや塩などを加えた調味料のことです。

水で希釈して、和食の出汁として使うことが可能なので、とても便利です。

白醤油とは、小麦粉を主原料とする琥珀色の醤油のことですが、愛知県の特産品で、一般的に流通しているものではありません。

ちなみに、普通の醤油の原材料の小麦粉と大豆の量は1:1ですが、白醤油は小麦粉と大豆の比率が9:1、ないし8:2くらいで、小麦粉を多く使います。

小麦粉だけでも白醤油はできるらしいのですが、大豆をゼロにしてしまうと、醤油と名乗れなくなるので、それで大豆を少し入れているそうです。糖分が多く、琥珀色をしているので、特に和食に向いています。

 

和食に使う「出汁」は鰹出汁、昆布出汁、それらを合わせた合わせ出汁などがありますが、いずれにしても自分で出しを取るということになると、料理の手間が1つ増えてしまいます。

もちろん「手間を惜しまず料理を作る」という姿勢は素晴らしいことです。

ですが、「なるべく手軽に料理をしたい」という方も多いでしょうし、それが悪いとも思いません。時間は有限なのですから。

いずれにしても、出汁を自分で取るのをショートカットしたい場合は、白だしを水で薄めて使うか、もしくは、出汁パックを使うと良いです。

 

ただ、出汁パックを使う場合は、物によっても違うのですが、水400~500mlあたりに出汁パックが1つ必要になってくるので、少量の出汁が必要な時(お浸しや出汁巻き卵を作るときなど)は、ちょっと不便だったりします。

そんな時に重宝するのが、白だしなのです。

例えば、ほうれん草のお浸しを作るのに出汁50mlが必要だとしたら、水50ml弱に白だしを適量入れればいいのです。

また、白出しは多めの出汁が必要な時にも使えます。

例えば、出汁800ml必要な場合、出汁パック2つ使ってもいいですが、出汁パック1つに白だしを適量加えても良いわけです。

 

白出しを使う時の注意点ですが、白だしには「塩分」が入っています。

なので、白だしを入れすぎると、もしくは他の塩分を含む調味料を入れすぎてしまうと、全体の味が濃くなってしまいます。

ですから、入れすぎないように慎重に入れる必要があります。

あとは、種類がたくさんあるので、いろいろな意味で自分に合ったものを選ぶと良いと思います。

 

これは白だしに限らずですが、和食に使う出汁は、カレーに入れてもいいですし、麻婆豆腐や八宝菜といった中華料理にも使えます。

つまり、鶏がらスープやコンソメの代用にもなるのです。

そのあたりは、具体的なレシピでお伝えしますが、要するに白だしは「使い回し」が可能な万能調味料なので、常備しておくと何かと便利ではあります。

 

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