ダイエットを妨げる果物たち

ダイエットしたい方には羨ましがられるのですが、僕は体重を増やしたいと考えていて、試行錯誤していた時期があります。

要するに、太るためにたくさん食べていた時期があるのです。(今は少し違うのですが。)

そんなこともあって、仕事のときは意識しているので大丈夫なのですが、お酒が入るとついつい「太るのって本当に大変ですよねー。」と本音が出てしまい、ダイエット中の方を怒らせてしまうことが多々あります。すみません。

 

でも正直な話、僕は、人は痩せるよりも太る方が絶対に大変なことだと思っています。

が、「太るのなんて簡単だよ~」という人がいることも分かります。

そして、どちらも正しいのだと思います。

マクロビでは、陽性体質、陰性体質と呼んだりしますが、先天的に太りやすい体質、痩せやすい体質があることは、僕も実感しています。

なので、太るのも実は大変なことなんですよ。ある人たちにとっては。

 

それはさておき、今日はダイエット中の方、つまり痩せたい方のための話です。

前に、モデル体型になるための食事法について話しました。

食事だけによるダイエットを目指すなら、次の2つのことを意識して実践すると良いという話でした。

1.糖質の摂取を抑える。

2.動物性の食物(乳製品を除く)を摂る割合を増やす。

それで、今日は1の糖質について、もう少し詳しく話そうかなと。

 

これはお客さんにもよく聞かれるのですが、「果物はあまり食べない方がいいですか?」という質問です。

いつも思うのですが、この世の質問の多くは、YESかNOで答えることが難しい。

ダイエットを成功させるためには、果物は食べ過ぎない方がいいし、積極的に食べた方がいい。という答えになってしまいます。

でも、これって何も言ってないのと同じですから、今日はそのあたりを詳しく話します。

 

まず、果物の食べ過ぎは良くない理由について。

果物には糖質が多く含まれているからです。

摂り過ぎた糖質は脂肪として体内にストックされますから、太る要因の1つになります。

これは簡単に理解できると思います。

少し踏み込んだ話をすると、果物に含まれる糖質は果糖が多く、血糖値は上がりづらいです。

だから、「果物は食べても太らない」と言われているのですが、実はそうとも言い切れません。

ここでは細かい話はしませんが、果糖はブドウ糖と代謝経路が違うだけで、果糖も基本的に「摂り過ぎた糖質は脂肪になる」という運命は変わらないのです。

 

そして次に、果物を積極的に食べた方がいい理由ですが、こちらはやや多角的な話です。

人がいわゆる「太っちょ」体型になってしまうのには、糖質の摂取過多に加えて、「代謝が悪い」という問題もあります。

代謝が良くない要因はいくつもあるのですが、1つ考えられるのは、身体の「むくみ」によるものです。

身体のむくみが血液やリンパの流れを悪くしてしまうのです。

そして、その解決策が、「果物を積極的に食べましょう」なのです。

果物にはカリウムがたっぷり含まれており、余分なナトリウムを排泄してくれる作用があります。

なので、果物を積極的に食べることによって、代謝が良くなる。結果として、ダイエットにもなる。そういう流れです。

 

また、ダイエットの難しさは、減らした体重を長期的にキープできるかどうか?にあります。

しかも、食事だけでダイエットをする場合、カロリー制限にフォーカスすることになりますから、長期的に空腹と闘い続けることになります。

それがとても難しいのです。それは、よく分かります。

そこで、その解決策として、僕がオススメしたいことが、「果物を積極的に食べましょう。」なのです。

 

果物は確かに糖質を多く含んだ食べ物です。

でも、クオリティの高い本物の果物は、そこまで量を食べることはできないはずです。

いくらお腹が空いていたとしても、リンゴを4個も5個も食べないでしょ?

というか、1個食べれば、ひとまずその時の空腹は収まるはずです。

リンゴ1個のカロリーは140キロカロリーくらいなので、カロリーだけで考えても、吉野家の牛丼(並)の1/5くらいです。

果物はカロリーが低い割には、満腹感がある。そういう意味で、果物はオススメなのです。

 

ただし、すべての果物がリンゴのように都合がいいわけでもありません。

実は、1個食べただけでは満腹にならない果物もあって、それらには要注意です。

その代表的なものが、「ドライフルーツ」と呼ばれるものです。

ドライフルーツはその名の通り、乾燥させてありますから、水分が少ない分コンパクトです。

なので、いろいろな意味で食べやすい。そして甘くて美味しい。だからついつい食べ過ぎてしまうのです。

しかも、ドライフルーツはものによっては砂糖が含まれていますから、さらに糖質の摂取量が増えることになります。

そんなこともあり、ドライフルーツはダイエットの敵である場合が多いのです。

 

そろそろまとめに入ろうと思いますが、要するに、果物は食べていいけど、「その量と質を考えましょう。」というのが、僕の答えです。(これは果物に限らずですけど。)

なので、ダイエットしたいのなら、なるべく低糖質の果物が良いと思うし、少量でも満足できる果物が望ましいわけです。

それに、リンゴのような少量でも満足できる果物には、身体に不足している栄養素が豊富に含まれています。

だから、身体が必要以上の量を欲さないのです。

 

あと、誤解のないように言っておくと、すべてのドライフルーツが悪いという話でもありません。

自分の身体に不足しているビタミン、ミネラルを十分に含むドライフルーツもあるでしょう。

ただし、その場合は水を意識的に飲むようにすると良いです。そうすることで、食べ過ぎてしまうことはなくなると思います。

ドライフルーツがあまりオススメできない一番の問題点は、口がさみしいという理由だけでパクパクと頬張ってしまうことですから。

いずれにせよ、食事だけで行うダイエットは、その量と質に依存するものなので、そのあたりにも気を遣えば、成功率が上がるはずです。

 

まぁ、本音を言うと、運動もして欲しいんですけどね。

そのうち、運動も始めてください。そうすれば、カロリー制限も緩和されて、前向きなダイエットに変わっていくはずですから。

では、今日はこのあたりで。

 

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