昔ながらのナポリタン。
ノスタルジックな町並。
レトロな雰囲気で落ち着く~。
古風な女性っていいですよね。
なぜかは知らないけど、人は昔のものが好きなようです。(僕もその類いですが)
それはさておき、現代は「毒まみれの時代」と言われることがあります。
確かに多くの現代人は、大気汚染、水質汚染、放射能、農薬、遺伝子組み換え、食品添加物といった、健康に良くないであろう環境の中で生きています。
にもかかわらず、昔に比べて平均寿命は延びているのも事実です。
ただ、これは医療の発展によって、乳幼児の死亡率が下がったこと、寝たきりでも何とか生きていける環境があることが大きく影響しているはずです。
なので、実際は、昔(例えば江戸時代くらい)の人の健康状態の方が上だ。と言う人もいます。
それは、どちらでもいいです。そもそも時代が違うわけですから。
でも、現代という時代において、健康な人と、そうでない人がいるというのは、とても興味深いことです。だって、同じ時代に生きているわけだから。
もちろん、先天的な理由によるものもあります。
難病を抱えて生まれてくる赤ちゃんもいます。
ですがが、そうでない場合の方が多い。
人は後天的に健康体にも、病弱体にもなる(つまり、二極化する)。僕はそう感じています。
特に30歳を過ぎると、少しずつ、「健康の二極化」が始まるように思います。
30代になると、20代の頃は若さでクリアできた諸問題が少しずつ表面化してきますから。
その時期に自分の身体の声に耳を傾けることができる人と、そうでない人とに分かれます。
そして、身体の微妙な変化に気づけた人は、何らかの微調整をすることで、病気とは無縁の健康体をキープできるし、逆に気づけなかった人は、少しずつ病弱な体になっていくのです。
これからは、医者や薬とは無縁の健康な人生と、医者や薬に頼りっぱなしの病弱な人生という、二極化が加速します。
理由は簡単で、どうしたら医者や薬とは無縁の健康な人生になるのか、その答えが明らかになってきたからです。
少なくとも、健康に良いであろう、逆に悪いであろう食べ物や習慣に関しては、だいぶ分かってきました。
なので、そこにパッションがあれば、医者や薬には頼らない健康な身体を作り、それを維持するチャンスは昔以上にある。僕はそう思っているのです。
ただし、ここで問題があります。
健康に良いであろう、逆に悪いであろう食べ物や習慣には、必ず「個人差」があるということです。
いくら身体に良いとされている食べ物でも、人によって、年齢によって効果が変わってきます。
また、それがその人のライフスタイルにフィットするかは、また別問題です。
なので、最終的には自分で自分だけの健康法を確立していく必要があるのです。
例えば、僕は「食」を楽しみたいと思っているので、基本的には好きなものを好きなだけ食べることが中心にあって、そのために食材と調理方法にこだわり、適度な運動も行っているわけです。
美味しい食事を楽しむために。
でも、運動はあまりやりたくないという方で、食事制限が可能ならば、「○○は食べない」、「○時以降は何も食べない」といった食事制限を主軸とした健康法もアリです。本人がそれを長期的にできるのなら。
健康法は人によって違って良いのです。というか、人によって違うものなのです。
巷には医者はもちろん、健康コンサルタント的な活動をされている方がたくさんいますが、彼らの言っていることは人によってまちまちです。
明らかにオカシナことを言っている人もいます。胡散臭い人もいます。
でも、そもそも、健康法は人によって違うわけだから、それを語る人の話がまちまちでも、実は自然なことなのです。
僕も僕の健康法をこのサイトで話しているだけです。
「俺が絶対に正しいんだ」と言いたいわけではありません。
僕の話は参考程度で良いのです。
でも、少しでも参考になる話があればいいなと思って、こうして記事を書いているわけです。